年齢に伴って、髪で悩む人は増えてきます。特に女性は「妊娠」「出産」「更年期」「閉経」など女性ホルモンに関する原因からなる薄毛に悩む方も多いのです。誰にも相談できず、心細く思っているかたも多いはず。どこの部分が薄くなりやすいのか、自分はどのような症状が出ているのか一緒に考えてみましょう。決して他人事ではない、誰にでも起こり得ることだから、知識を身に着けるのは大切なことです。
ストレスや遺伝、様々な原因からなる薄毛。現代では、沢山の方が経験しています。
髪の悩みを持つ人は多く、若い方からお年寄りまで様々です。薄くなりやすい場所も様々で、ヘアスタイルの癖からくる生え際の薄毛も代表的な一つです。
薄毛の悩みは人それぞれですが、比較的症状がでやすい部分があります。
これらの部分の症状は、生活のストレスや癖によって出やすいところです。なぜ、これらの箇所が薄くなりやすいのか、考えてみましょう。
頭頂部、およびツムジの毛が減ってきたかも。と思った経験ありませんか?頭のてっぺんは自分では見づらい事もあり、薄毛に気付かなかった、ということも多いのです。頭頂部には分け目があり、皮膚が出やすくなっているため、シャンプーなどによる影響が出やすいといえます。合わないシャンプーを使い、炎症していることに気付かず使用し続けているとフケが出たり頭皮を傷つけたり、健康な髪が生えてこなくなってしまった。ということになってしまいます。自分の頭頂部の状態を把握しておくことも薄毛予防につながります。
何年も同じ場所で髪を分けていませんか?長期間、髪が同じ方向に引っ張られると「牽引性脱毛症」という症状になってしまいます。同じ場所への過度な負担は避けた方が良いでしょう。分け目を変えたり、ポニーテールなどの髪を引っ張る髪型は頻繁に行わないことが予防につながります。毛根自体に影響が出てしまう危険な行為ですので十分に注意する必要があります。
円形脱毛症と聞くと、男性のものというイメージを持つ人もいますが、性別は関係なく、女性ならではの悩みからくる円形脱毛症になる方がとても多いのです。女性のストレスは、身体に症状として現れることも少なくありません。
仕事のストレス ホルモンバランスの崩れ 月経の乱れ 妊娠 出産 子育ての不安 食事の偏りからくる栄養不足 ダイエット 不眠 ピルの服用 更年期 血行不良 お酒の飲みすぎ
これらの生活からくるストレスに覚えはありませんか?ストレスの原因を放置して我慢をしていると、円形脱毛症の原因になります。1人で抱え込んで無理をせず誰かに相談したり、お医者さんに相談したりすることも大切です。
びまん性脱毛症とは、部分的ではなく、全体的に髪の毛のボリュームが減ってくる症状の事を言います。気付きにくく、悪化してしまう事の多い症状です。原因は、円形脱毛症に記載したものと同様、ストレスからくるものが大きいと言われています。びまん性脱毛症は、原因さえ取り除ければ改善することが多いので、加齢によるものと諦めてしまわずに対策することが大切です。
薄毛の悩みを減らす方法として、ヘアスタイルを変えるという方法があります。髪が抜けやすい、びまん性脱毛症や頭皮が見えてしまう生え際の薄毛などに有効なのは、ショートヘアにするという方法です。
これらの事を考慮しても、髪を短くするのは1つの手だと言えます。また、ウィッグを被る際にも、ロングヘアよりショートヘアの方が被りやすく、アレンジもしやすいということもあります。
まずは、自分の習慣と髪の症状を知りましょう。また、心当たりがある場合は、原因となるストレスを把握して下さい。習慣からくる薄毛は、気付いた時から対策していくことが大切です。誰でもなる可能性があるものだから、悩みすぎずに正しい知識を持って解決していきましょう!