分け目が気になる女性の薄毛の対策方法 - 女性の薄毛治療情報サイト
分け目が気になる女性の薄毛の対策方法
年を重ねていくと薄毛のトラブルが増えてきて「髪の分け目が前より目立つようになった」このようにお悩みの方も多くなっています。
薄毛が目立つようになり、髪のボリューム感が前より減ることで老けて見られることも多いようです。
しかし、しっかりと分け目の薄毛対策をとることで薄毛の進行を止めることや改善することは可能です。
そのためこの記事では分け目の薄毛の原因や対策、今すぐに分け目の薄毛を隠す方法などを紹介します。
目次
女性の髪の分け目が薄くなる原因
女性の髪の分け目が薄くなる原因はいくつかあるので、まずは自分が薄毛になった原因を知り、それにあった対策をとる必要があります。
髪の分け目を変えていない（いつも髪を縛っている）
いつも同じ髪の分け目の場合、髪に癖がつくので左右にペタっと分かれてボリュームが減り分け目が目立つようになります。さらに同じ部分に外気や紫外線が直接当たり続けるので、頭皮がダメージを負います。
また日頃からポニーテールのように髪を結ぶことが多い方も危険です。特定の場所が引っ張られ続けるので、その部分だけに負担がかかってしまいます。
頭の血流が悪い
頭部の血流が悪いと、髪に必要な栄養素を十分に届けられなくなります。血流が悪くなる原因は様々です。
- ストレス
- 自律神経の乱れ
- 偏った食生活
- タバコやアルコールの飲みすぎ
- 運動不足
何か一つでも心当たりがあれば、日ごろから改善することで血流が良くなるだけでなく健康にもつながります。
生活習慣が乱れている
上記の血流が悪くなる要因ともかぶりますが、偏った食生活、運動不足、睡眠不足などは薄毛の原因になります。
髪の分け目だけでなく髪全体にとっても悪影響になるので、この機会に生活を見直してみてください。生活習慣を整えることは健康にもつながるので、できることから始めてみましょう。
分け目が薄くなった時に考えられる脱毛症
女性の薄毛にはいくつか種類があり、髪の分け目が薄くなった時に考えられる脱毛症が2つあります。
牽引（けんいん）脱毛症
牽引脱毛症は毎日同じ髪形をしている人や、エクステを頻繁に使用している方がなりやすい脱毛症です。
年齢は関係なく、ヘアアレンジをすることが多い女性に起こりやすくなっています。
脱毛症といってもごっそり抜け落ちるわけではなく一部分のみが抜け落ちるので、気づきにくい場合もあります。
牽引脱毛症は原因を取り除き、頭皮に負担のかからないヘアスタイルにすることで改善することもあるので、まずは自分でできることを試してみましょう。
それでも改善しない場合は医師にご相談してください。
びまん性脱毛症
びまん性脱毛症は頭部全体が薄くなり髪の密度が低下するなどの症状で、女性に見られる脱毛症の総称です。薄毛の症状の過半数を占めるFAGAもこれに当たります。
その症状の1つとして分け目が薄くなる場合もあります。びまん性脱毛症になる原因は生活習慣や頭皮の血行不良などとされていますが、決定的な原因は未だに解明されていません。
髪の分け目が薄くなることによる影響
髪の分け目が薄くなってきたように感じた時は、頭髪全体にも薄毛や抜け毛が目立つことがあります。
抜け毛が目立つようになると髪のボリュームが減ったように感じるため、年齢以上に老けて見られることも少なくありません。
また薄毛は髪に十分に栄養が届いていないことが多いので、髪質がパサパサし髪の毛のツヤは無くなってしまいます。
そのため薄毛に気づいたら、すぐにできることから始めていくことが大切です。
分け目の薄毛を対策する方法
分け目が薄くならないように対策する方法を紹介していきます。すでに分け目が薄くなってきていても、その原因を知りこれから説明する対策をとれば目立たなくすることは可能です。
髪の分け目を変える
いつも同じところで髪を分けている方は、指1本分分け目をずらすだけでも根元が立ち上がりボリュームアップします。
分け目を変えるときはまずは髪を塗れた状態にすることで癖が取れやすくなります。髪を乾かすときは分け目にしたい部分の左右からドライヤーの風を当てて、髪の根元を起こすようにすることでふんわりとした状態になります。
頭皮マッサージ
髪にハリがなく抜け毛が多い場合は頭皮の血行不良も考えられます。シャンプ－のついでに頭皮マッサージを習慣に取り入れることでストレス減少効果も得られます。
頭皮マッサージは指の腹を使って優しくマッサージをします。オイルなどを使うと、摩擦を減らす効果があり頭皮の負担を和らげることも。
- 小指はこめかみあたりに置き、耳を手のひらで覆うように耳たぶの後ろに薬指から中指を置く
- 親指は首の付け根当たりに固定
- 親指は動かさずに他の4本の指で円を描くようにマッサージをする
- そのまま指の位置を少しずつ頭の方にずらしながらマッサージをする
シャンプーの使い方
正しいシャンプーの手順通りに行うことで頭皮の負担は和らぎます。
- 髪が乾いているときにブラッシングをして、ほこりや髪をとる
- ぬるま湯で髪を洗い汚れを十分に取る
- シャンプーをしっかりと泡立ててから利用する
- 指の腹を使って髪ではなく地肌を中心に優しく洗う
- すすぎのこしの無いようにしっかりとシャンプーを洗い流す
- ドライヤーを使いすぐに髪を乾かす
忙しいと髪の手入れはおろそかになりがちですが、日ごろから正しい髪の洗い方をすることで頭皮の血行も良くなります。
紫外線を防ぐ
紫外線が直接頭皮に当たると、髪の成長が妨げられる可能性があります。紫外線は天候や季節に関係なく降り注いでいます。紫外線が最も強いといわれる夏場や日中の時間帯は日傘や帽子などを被るなどの対策をとりましょう。
帽子を選ぶときは通気性が良く蒸れにくいものを選ぶと頭皮を清潔に保てます。
育毛剤を使う
育毛剤を使用することで抜け毛を減らしたり、今ある髪の成長を助けたり、髪に栄養が届きやすいような環境を整えてくれたりと薄毛には大活躍してくれます。
しかし育毛剤を使ったからといってすぐに髪の状態が良くなるわけではなく、数ヶ月間は使い続けなければいけません。育毛剤の種類は非常に多く、合う合わないもあるので、使用を考えている方は一度医師にご相談することをおすすめします。
生活習慣を整える
生活習慣を整えることで大きく薄毛対策につながります。食事、睡眠、ストレスといった3点は特に見直すべきポイントです。
睡眠中は髪の成長を助ける成長ホルモンが出るため、質の良い睡眠をとるよう心がけましょう。睡眠のゴールデンタイムといわれている22時～2時の間にはなるべく睡眠状態にあることが望ましいです。
これまで6つの分け目の薄毛を改善する方法を紹介しましたが、不安な方やなかなか効果が出ない方はクリニックに足を運ぶのがおすすめです。
薄毛は早期治療に越したことはないので、少しでも早く治したい場合はクリニックにて医師にご相談してみてくださいね。
すぐにでも分け目を隠す方法
薄毛の治療はすぐに効果を発揮するものではないので、ここでは今すぐに分け目を隠す方法を紹介します。
帽子をかぶる
帽子をかぶることで紫外線対策にもなり、分け目の薄毛も気にならなくなります。紫外線が強い夏場や日中の時間帯だけでも帽子をかぶることによって、頭皮がダメージを受けにくくなります。
ウィッグ
最近ではおしゃれで自然なウィッグもあるので、イメージチェンジとしても楽しめるアイテムです。
頭からすっぽりかぶるタイプのフルウィッグや、部分ウィッグなどもあり必要に応じて着脱しやすいように作られています。部分ウィッグの場合は蒸れることも少なく、重さも感じづらいので使い勝手が良いと評判です。
